都道府県の鳥とは、鳥獣保護思想の普及の一環として、県民公募などによって都道府県民の象徴となる野鳥が指定されています。都道府県の鳥は、各地域で親しまれている野鳥や、各地域を代表するような野鳥が指定されています。
都道府県の野鳥とは
1963年(昭和38年)に林野庁の指導により、全国の都道府県で鳥獣保護事業計画(現:鳥獣保護管理事業計画)が策定され、計画性を持った鳥獣保護施策を積極的に推進されました。そこで、当計画の中の鳥獣保護思想の普及の一環として、県民の象徴となる鳥獣が指定されています。
鳥獣保護管理事業計画(旧:鳥獣保護事業計画)とは
鳥獣保護管理事業計画とは、「鳥獣の保護及び管理並びに狩猟の適正化に関する法律」第4条により、都道府県知事が各地域の事情を勘案して定めるもので、野生鳥獣を適切に保護・管理し、鳥獣の保護・管理行政の根幹を担う計画。
都道府県の野鳥ランキング
順位 | 野鳥 | 都道府県 |
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1位 | ライチョウ | 富山県・長野県・岐阜県 |
1位 | オシドリ | 山形県・鳥取県・長崎県 |
1位 | ヤマドリ (亜種:コシジロヤマドリを含む) | 群馬県・秋田県・宮崎県(※) (※)コシジロヤマドリ |
4位 | キジ | 岩手県・岡山県 |
4位 | ハクチョウ | 青森県・島根県 |
4位 | メジロ | 和歌山県・大分県 |
4位 | コマドリ | 奈良県・愛媛県 |
1位:ライチョウ
ライチョウはキジ目キジ科に分類されている野鳥で、頸城山塊・北アルプス・乗鞍岳・御嶽山・南アルプスの標高2,200~2,400m以上の高山帯(ハイマツ林帯や岩石帯)で生息しており、富山県・長野県・岐阜県の県鳥に指定されています。
- 富山県
- 長野県
- 岐阜県
1位:オシドリ
オシドリはカモ目カモ科に分類される鳥類で、北海道や本州中部以北で繁殖し、冬季には本州以南へ南下します。『オシドリ夫婦』の言葉があるように、仲むつまじいイメージのある野鳥です。山形県・鳥取県・長崎県の県鳥に指定されています。
- 山形県
- 鳥取県
- 長崎県
1位:ヤマドリ
ヤマドリはキジ目キジ科に分類される鳥類で、本州・四国・九州に生息する日本の固有種です。群馬県・秋田県・宮崎県の県鳥に指定されています。
- 群馬県
- 秋田県
- 宮崎県
北海道
北海道
タンチョウは北海道を代表する鳥として広く親しまれており、道民投票により1964年9月1日に制定されています。現在は天然記念物として保護されています。 タンチョウは過去に発行されていた旧千円札(1984〜2007年)にも描かれています。
制定 | 種類 | 備考 |
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1964年9月1日 | タンチョウ |
東北
青森県
ハクチョウは北国に冬を告げる代表的な野鳥として県民に親しまれており、1964年に県民の鳥として制定されています。ハクチョウは10月頃〜3月頃まで日本に滞在し、繁殖のためシベリアへ渡っていきます。
※ 青森県のHPに掲載されている写真はオオハクチョウ
制定 | 種類 | 備考 |
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1964年 | ハクチョウ | ※ 青森県HPの写真ではオオハクチョウ |
岩手県
キジは1964年5月10日に県民公募によって選出され、『気品にあふれ、勇壮で愛情こまやかな習性』は岩手県の県民性を表しています(岩手県HP)。キジは『日本の国鳥』にも選出されており、過去に発行されていた旧1万円札(1984〜2007年)にも描かれています。
制定 | 種類 | 備考 |
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1964年5月10日 | キジ |
宮城県
マガンは冬鳥として10月頃にシベリアから約3千~4千キロを渡り、日本へ飛来します。全国各地でマガンの飛来日予想などのイベントが開催されています。マガンは秋の深まりを告げる鳥とされており、『雁』は晩秋の季語として用いられています。宮城県は日本一のマガンの飛来地の伊豆沼・内沼(ラムサール条約指定地)があり、多くのマガンが観察されています。
制定 | 種類 | 備考 |
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1965年7月 | ガン | ※ 宮城県HPの写真ではマガン |
秋田県
ヤマドリは主に内陸部の山地に生息しており、1964年に県民公募により秋田県の鳥に選出されました。ヤマドリは日本の固有種であり、本州・四国・九州に分布しています。
制定 | 種類 | 備考 |
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1964年 | ヤマドリ |
山形県
野生鳥獣の保護思想を高めるために、県民投票により選定(1982年3月31日制定)されました。『オシドリ夫婦』の言葉があるように、仲むつまじいイメージのある野鳥です。
制定 | 種類 | 備考 |
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1982年3月31日 | オシドリ |
福島県
キビタキは4月中旬頃に福島県へ飛来する夏鳥であり、美しい黄色が特徴的で、心地よい声で鳴きます。県民による募集によって、昭和40年5月10日に県の鳥に選定されています。
制定 | 種類 | 備考 |
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1965年5月10日 | キビタキ |
関東
茨城県
1965年の愛鳥週間に『県民の鳥』が募集され、一番応募の多かった『ヒバリ』が選出されています(1965年11月3日)。
制定 | 種類 | 備考 |
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1965年11月3日 | ヒバリ |
栃木県
オオルリは日本三大鳴鳥(オオルリ・ウグイス・コマドリ)の一つで、5月頃〜10月頃まで日本に滞在する夏鳥です。県民に野生鳥獣を理解してもらい愛護の精神を高めるとともに、明るい話題を提供するため、県鳥獣審議会の答申により選出されています。
制定 | 種類 | 備考 |
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1964年 | オオルリ |
群馬県
ヤマドリは日本の固有種であり、本州・四国・九州に分布しており、群馬県内では広範囲に生息しています。
制定 | 種類 | 備考 |
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1963年4月 | ヤマドリ |
埼玉県
『シラコバト』はシラバトやノバトとも呼ばれるハト科の鳥類です。首に黒い横線が走っているのが特徴で、国内では主に埼玉県の東部地域を中心に生息しています。
国の天然記念物に指定されています。近年の推定生息数は100羽程度と考えられており、絶滅が危惧されています。
制定 | 種類 | 備考 |
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1965年11月3日 | シラコバト |
千葉県
千葉県内に生息し、県民に最も親しまれている鳥として、1965年にホオジロが選出されています。
制定 | 種類 | 備考 |
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1965年5月10日 | ホオジロ |
東京都
ユリカモメは『都民の鳥』の候補として、キジバト・ヒバリ・ムクドリ・メジロ・ユリカモメなど10種の候補鳥から、都民投票によって選出されています。
制定 | 種類 | 備考 |
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1965年 | ユリカモメ |
神奈川県
『カモメ』は神奈川県県民投票によって選出されています。横浜港など、神奈川県内のほとんどの海岸で観察することができます。
制定 | 種類 | 備考 |
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1965年 | カモメ |
中部
新潟県
トキは特別天然記念物に指定されている野鳥で、日本産のトキは絶滅してしまいましたが、新潟県佐渡トキ保護センターにおいて「友友(ヨウヨウ)」と「洋洋(ヤンヤン)」のペアからの人工増殖が進められています。
制定 | 種類 | 備考 |
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1965年9月13日 | トキ |
富山県
ライチョウは北アルプス、乗鞍岳、御嶽山、南アルプスなどの高山帯に分布しており、富山県民が親しんできた霊峰立山周辺に多数が生息しています。立山周辺では神の使いとして大切にされてきました。
制定 | 種類 | 備考 |
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1961年 | ライチョウ |
石川県
イヌワシは『石川県を象徴する名山白山に生息する留鳥であり、翼開長2mの雄々しい姿や勇猛果敢な性格は県民に広大進取の気風を高め、県勢を全国に雄飛させるにふさわしい。』という理由で、1965年1月1日に県鳥に指定されました。
制定 | 種類 | 備考 |
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1965年1月1日 | イヌワシ |
福井県
ツグミは冬季になるとシベリアから飛来する冬鳥であり、平地から山地にかけての森林や草地・農耕地などに生息しています。厳しい冬を県民と共に過ごす冬鳥の代表であるとして、1967年12月に県鳥として制定されました。
制定 | 種類 | 備考 |
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1967年12月 | ツグミ |
山梨県
『ウグイス』は「ホーホケキョ」と春を告げる鳥として、古来より人々に親しまれている鳥で、日本三大鳴鳥(オオルリ・ウグイス・コマドリ)の一つです。
制定 | 種類 | 備考 |
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1964年 | ウグイス |
長野県
ライチョウは北アルプス、乗鞍岳、御嶽山、南アルプスなどの高山帯に分布しており、長野県内では南・北・中央アルプスの標高2,400メートル以上のハイマツのある岩石地帯に生息しています。夏は褐色、冬は純白に羽色が変化します。
制定 | 種類 | 備考 |
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1966年 | ライチョウ |
岐阜県
ライチョウは北アルプス、乗鞍岳、御嶽山、南アルプスなどの高山帯に分布しており、長野県内では標高2,400メートル以上の高山地帯に生息しています。夏は褐色、冬は純白に羽色が変化します。
制定 | 種類 | 備考 |
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1965年5月10日 | ライチョウ |
静岡県
鳥獣行政の諮問機関であった「静岡県鳥獣審議会」の委員や県内の野鳥の会、野鳥専門家等の学識経験者に意見を求め、日本全国に生息する約436種の中から、県民鳥としてふさわしい5種類の候補鳥が選定されました。5種類の候補鳥(サンコウチョウ、ヤマドリ、セキレイ、ヒバリ、オシドリ)から、県民鳥の公募をしたところ、1964年10月2日にサンコウチョウが制定されました。
制定 | 種類 | 備考 |
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1964年10月2日 | サンコウチョウ |
愛知県
コノハズクはアフリカ大陸・ユーラシア大陸・インドネシア等の熱帯地域に分布する野鳥で、日本では北海道や本州北部では夏鳥、本州南部以南では留鳥です。声の声の仏法僧(プッポウソウ)」の別名をもち、鳳来寺山(南設楽郡鳳来町)は鳴き声の名所として知られています。
制定 | 種類 | 備考 |
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1965年 | コノハズク |
三重県
シロチドリは日本では夏季に飛来する夏鳥ですが、本州南部以南では留鳥です。三重県では木曽岬町から二見町にかけての海岸で観察することができます。
制定 | 種類 | 備考 |
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1972年 | シロチドリ |
関西
滋賀県
カイツブリは北海道では夏鳥であり、本州以南では周年観察できる留鳥です。滋賀県内でも琵琶湖周辺で観察することができます。
制定 | 種類 | 備考 |
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1972年 | カイツブリ |
京都府
オオミズナギドリは舞鶴市の冠島に2月から11月頃まで生息する夏鳥で、飛来数は、およそ20万羽と推定されています。舞鶴地方の猟師は魚群の位置を教えてくれるこの鳥を『サバ鳥』と呼んで大切にされています。
制定 | 種類 | 備考 |
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1965年5月10日 | オオミズナギドリ |
大阪府
モズは北海道・本州・四国・九州に生息している留鳥であり、南西諸島では旅鳥または冬鳥です。大阪府堺市にある『百舌鳥』の地名は、仁徳陵築造の際に倒れた鹿の耳からモズが飛び去ったことから、その地を『百舌鳥耳原』とした(日本書紀)と伝えられています。
制定 | 種類 | 備考 |
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1965年 | モズ |
兵庫県
1956年の愛鳥週間を記念して、野鳥に関心を持ってもらおうと、「県の鳥」としてふさわしい鳥を公募した結果、コウノトリが1位に選出されました。さらに、「県の鳥選考委員会」にて、以下の4つの条件を満たしていることから、『県の鳥』に制定されました。現在は「県立コウノトリの郷公園」などの、施設で飼育され、自然に戻していく取り組みも実施されています。
- 県民に広く知られて愛され、親しみやすい鳥
- 県下に住んでいる鳥
- 農林産物に被害をあたえない鳥
- 県を表すのにふさわしい鳥
制定 | 種類 | 備考 |
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1956年 | コウノトリ |
奈良県
コマドリは日本三大鳴鳥(オオルリ・ウグイス・コマドリ)の一つで、九州以北では5月頃〜10月頃まで日本に滞在する夏鳥です。奈良県内にも生息しており、『吉野コマ』の名で親しまれています。
制定 | 種類 | 備考 |
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1966年6月 | コマドリ |
和歌山県
メジロは古くから親しまれている野鳥で、目の周辺の白い羽毛が名前の由来です。
制定 | 種類 | 備考 |
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1965年12月16日 | メジロ |
中国
鳥取県
オシドリは『オシドリ夫婦』の言葉があるように、仲むつまじいイメージのある野鳥です。鳥取県では年中観察される留鳥ですが、西部の日野川には、秋から春先にかけて多数のオシドリが飛来し、多い時には1,000羽以上の姿を観察することができます。
制定 | 種類 | 備考 |
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1964年 | オシドリ |
島根県
県民による公募によってオオミズナギドリ・オオハクチョウ・ウミネコ・ウミウの4種が候補となり、鳥獣審議会によって1964年5月10日によって、オオハクチョウが選定されました。
一方、県内にはオオハクチョウとコハクチョウの両方が飛来しているものの、近年オオハクチョウはほとんど見られないことから、県議会において県鳥の見直しが提案されました。そのため、自然環境保全審議会に諮問し、オオハクチョウ、コハクチョウの総称として『ハクチョウ』を県鳥とすることが適当とのことから、2000年1月1日から県鳥が変更されました(島根県HP)。
制定 | 種類 | 備考 |
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2000年 | ハクチョウ | オオハクチョウ コハクチョウ |
岡山県
キジは本州・四国・九州に留鳥として分布しており、県民による投票によって選出されています。また、桃太郎伝説にも登場する鳥として古くから県民に親しまれています。
制定 | 種類 | 備考 |
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1994年 | キジ |
広島県
アビは、夏季に北極やアジア大陸の北部で繁殖し、冬季に日本は飛来する冬鳥です。瀬戸内海の豊田郡豊島周辺が『アビ渡来群遊海面』として、国の天然記念物に指定されています。
制定 | 種類 | 備考 |
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1964年7月13日 | アビ |
山口県
山口県周南市八代は本州唯一のナベヅルの渡来地であり、八代のツルおよびその渡来地は国の特別天然記念物にも指定されています。
制定 | 種類 | 備考 |
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1964年 | ナベヅル |
四国
徳島県
サギ科の鳥のうち、全身の羽毛が白いものが『シラサギ』と呼ばれています。サギ類は湿地や水辺にある森林などを生息・繁殖場所としています。シラサギの美しい純白の姿は、平和のシンボルとして県民に親しまれています。
制定 | 種類 | 備考 |
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1965年 | シラサギ |
香川県
『万葉集』や『古今和歌集』『新古今和歌集』など、古くから歌や詩に多く詠まれている鳥で、日本には夏鳥として飛来します。
制定 | 種類 | 備考 |
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1966年5月10日 | ホトトギス |
愛媛県
コマドリは日本三大鳴鳥(オオルリ・ウグイス・コマドリ)の一つで、九州以北では5月頃〜10月頃まで日本に滞在する夏鳥で、1970年5月10日に県鳥に指定されました。
制定 | 種類 | 備考 |
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1970年5月10日 | コマドリ |
高知県
ヤイロチョウは本州以南に飛来する夏鳥であり、名のとおり羽毛の色彩が8色の美しい野鳥です。高知県内では、県西部の広葉樹林に生息しており、1964年5月10日に県鳥に制定されています。
制定 | 種類 | 備考 |
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1964年5月10日 | ヤイロチョウ |
九州
福岡県
『ウグイス』は「ホーホケキョ」と春を告げる鳥として、古来より人々に親しまれている鳥で、日本三大鳴鳥(オオルリ・ウグイス・コマドリ)の一つであり、昔から人々に親しまれています。福岡県の花が『うめ』であることから、県民公募の半数がウグイスであるため、1964年7月3日に福岡県の鳥に制定されました。
制定 | 種類 | 備考 |
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1964年7月3日 | ウグイス |
長崎県
オシドリは『オシドリ夫婦』の言葉があるように、仲むつまじいイメージのある野鳥です。長崎県では主に冬季に各地の山間渓流地域に飛来する冬鳥です。1966年に長崎県の鳥に制定されました。
制定 | 種類 | 備考 |
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1966年 | オシドリ |
熊本県
ヒバリは北海道では夏鳥で、本州・四国・九州では周年生息する留鳥であり、万葉集や松尾芭蕉の詩や俳句に読まれるなど、古くから人々に親しまれている鳥です。熊本県内でも草原や農耕地で見る事ができ、農業県 熊本のシンボルとして、1966年10月に熊本県の鳥に制定されました。
制定 | 種類 | 備考 |
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1966年10月 | ヒバリ |
大分県
大分県の鳥獣保護事業の一つとして、1966年に県民公募(小・中・高等学校および、市町村)を行い、4種類の候補(キジ・ヤマドリ・ウグイス・メジロ)のうちから、県鳥獣審議会の意見を聞いて、2月1日に『メジロ』が県民の鳥に選定されました。メジロは大分県内全域に分布してしている留鳥で、暖地の椿林などに群れて生息しています。
制定 | 種類 | 備考 |
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1966年2月1日 | メジロ |
宮崎県
『コシジロヤマドリ』はヤマドリの亜種で、キジに似たかっ色の美しい鳥です。日本では九州南部にしか分布しておらず、宮崎県内では霧島山系などに生息しています。
制定 | 種類 | 備考 |
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コシジロヤマドリ |
鹿児島県
ルリカケスは瑠璃色の羽毛が美しい、奄美大島周辺のみに生息する日本固有種であり、天然記念物に指定されています。
制定 | 種類 | 備考 |
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1965年 | ルリカケス |
沖縄県
ノグチゲラはキツツキ目キツツキ科に分類される鳥類であり、沖縄本島北部にのみに分布する日本固有種です。絶滅危惧種に指定されており、生息調査や保護事業等が実施されています。
制定 | 種類 | 備考 |
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1972年10月26日 | ノグチゲラ |