コブハクチョウ(Cygnus olor)はカモ目カモ科ハクチョウ属に分類される野鳥で、日本にはまれな迷鳥として記録例がありますが、多くは観賞用などの目的で移入されたものがかご抜けし、一部の個体が野生化しています。
春から夏にかけて河川や湖沼で繁殖し、愛らしい姿を見せることから、身近な野鳥として親しまれています。本ページでは、コブハクチョウの繁殖情報について、全国の情報をまとめました。また、個人的に観察したコブハクチョウの情報についても掲載しました。
記事の内容
・2023年 コブハクチョウの繁殖情報
・コブハクチョウ関連情報について
コブハクチョウについて
コブハクチョウ(Cygnus olor)はカモ目カモ科ハクチョウ属に分類される野鳥で、ヨーロッパ中西部・中央アジア・モンゴル・バイカル湖東部・ウスリー川流域などに分布しています。日本にはまれな迷鳥として記録例がありますが、多くは観賞用などの目的で移入されたものがかご抜けし一部の個体が野生化しています。
コブハクチョウの繁殖情報について
関東
千葉県 香取市
水の郷さわら
水の郷さわらのマリーナでコブハクチョウのひな10羽が誕生し,親鳥のあとに泳ぐ姿が観察されています(2023-04-30 千葉日報)。
関西
滋賀県 彦根市
彦根城
彦根城のお堀で飼育しているコブハクチョウに7羽のヒナが誕生しました(2023-05-23 中日新聞・2023-05-24 NHK・2023-05-26 京都新聞)。
中国
岡山県 総社市
清音ふるさとふれあい広場
清音ふるさとふれあい広場に飼育されているコブハクチョウから4月19日に1羽、20日に4羽(合計5羽)のヒナが誕生しました(2023-05-02 山陽新聞)。
九州
福岡県 太宰府市
日本経済大学 イングリッシュガーデン
日本経済大学のイングリッシュガーデンでは2月に6個の卵を産み、4月1日に4羽のひなが誕生しました(2023-04-05 毎日新聞)。
大分県 別府市
志高湖
志高湖で6月4日にコブハクチョウのヒナ5羽が誕生しているのが観察されました(2023-07-06 OBS大分放送)。
参考
- 2023-04-05 毎日新聞.英国式庭園でコブハクチョウのヒナ誕生 日本経済大福岡キャンパス.(https://mainichi.jp/articles/20230404/k00/00m/040/344000c).
- 2023-04-30 千葉日報.ハクチョウのひな10羽誕生 親子で小野川をスイスイ 香取・水の郷さわら.(https://www.chibanippo.co.jp/news/local/1054145).
- 2023-05-02 山陽新聞.コブハクチョウのひな5羽誕生 総社・清音ふるさとふれあい広場.(https://www.sanyonews.jp/article/1393915).
- 2023-05-18 山陽新聞.コブハクチョウ 赤ちゃん2羽人気 倉敷美観地区の川 4年ぶりに誕生.(https://www.sanyonews.jp/article/1399936).
- 2023-05-23 中日新聞.彦根城のコブハクチョウ、すくすく成長1歳に ひな7羽も新たに誕生(https://www.chunichi.co.jp/article/694834).
- 2023-05-24 NHK.彦根城の堀の白鳥に7羽のひなが誕生.(https://www3.nhk.or.jp/lnews/otsu/20230524/2060013321.html).
- 2023-05-26 京都新聞.滋賀・彦根城の白鳥にヒナ誕生 内堀で元気に泳ぐ.(https://www.kyoto-np.co.jp/articles/-/1032172).
- 2023-07-06 OBS大分放送.志高湖でコブハクチョウのヒナ5羽誕生 すくすく成長 大分.(https://newsdig.tbs.co.jp/articles/-/587258?display=1).