QGIS

【QGIS 3】ポリゴン内部にランダム点群を配置する方法

 『ポリゴン内部にランダム点群』機能とは、 入力レイヤの範囲内に指定した数の点をランダムに配置したレイヤを作成します。また、点間距離の最小値を指定することができます。

 記事の内容

  • ポリゴン内部にランダム点群機能について解説

ポリゴン内部にランダム点群機能とは

  『ポリゴン内部にランダム点群』機能とは、 入力レイヤの範囲内に指定した数の点をランダムに配置したレイヤを作成します。また、点間距離の最小値を指定することができます。

ポリゴン内部にランダム点群を作成する方法

新規シェープファイルレイヤを追加(読み込み)

 『ポリゴン内部にランダム点群』 で使用する入力レイヤのシェープファイルをQGISへ追加(読み込み)します。シェープファイルはドラッグ&ドロップや『データソースマネージャー ー ベクタ ー 追加したいファイルを選択』で追加する事が出来ます。

【QGIS 3】シェープファイル(Shapefile)をインポートする方法  シェープファイル(Shapefile)は米国ESRI社が策定したデータ相互交換用のデータフォーマットで、道路や建物などの位置情報や形...

ポリゴン内部にランダム点群を作成

  『ポリゴン内部にランダム点群』 を使用する場合には、ベクタ(O)ー調査ツール(R)ー ポリゴン内部にランダム点群 を選択します。

ベクタ(O)ー 調査ツール(R) ー ポリゴン内部にランダム点群

項目概要
入力ポリゴンレイヤベースとなるレイヤを選択
地物あたりの点の数このレイヤに重なった部分が
入力レイヤから削除されます
点間距離の最小値
[オプション]
ポイント間の最小値を指定
メートル
キロ
フィート
マイル
ヤード
出力レイヤ一時レイヤを保存
ファイルに保存
GeoPackageに保存
データベーステーブルに保存
文字コードを変更(System)

ポリゴン内部にランダム点群 (例)

  • 入力レイヤ:バッファ10km

 ⇒ 同様の条件で3回 ランダム点群を実施

1回目

2回目

3回目

関連記事

【QGIS 3】複数のベクタレイヤ(Shapefile)をマージする方法  QGISに追加した複数のベクタレイヤは一つのレイヤにマージ(結合)することができます。複数のベクタレイヤをマージ(結合)するためには...

【QGIS 3】作製した地図をエクスポートする方法(PNG・PDF)  QGISで作成した地図は簡単な方法で画像(PNG)やPDFデータにエクスポートすることができます。画面に表示されている地図をエクスポ...